2019年の仕事はじめ

2019年、本日より仕事はじめとなりました。

 

 

日比野設計では毎年恒例となっている新年の会で、今年の個人個人の目標や抱負を発表します。この新しい新年を迎え気持ちも新たにそれぞれが仕事に対して目標を持つことは大切です。

 

 

 

 

そして2019年のスタートを記念しての全員での集合写真です。(数名の欠席者もいますが・・・)

 

 

そのあとは、執行役員以上での新年祈願に行ってきました。

 

 

こうして、新しい年を皆で迎えられる事は本当に嬉しく思うと同時に身が引き締まる想いです。

 

 

年明けに行った熊野本宮大社の宮司が掲げた今年の一文字

 

 

 

 

「刻」(きざむ)の漢字です。

 

今年は年号も新たになり、改めて時を刻んでいく大きな年となり、新しき年の一文字として干支の「亥」を含んでいる「刻」を書いたとの事。

 

 

まさに私たちの活動も同じ事が言えます。

高齢者施設や障がい者施設が利用者に満足いただけるように、一つ一つを丁寧に創り上げていく事が、福祉や介護の分野を活性化させるとともに、皆が笑顔になれる場づくりを提案し続ける事だと思います。

 

 

2019年、今年もよろしくお願い申し上げます。




2019年、明けましておめでとうございます

新年、明けましておめでとうございます。

昨年中は様々な方々にお世話になり、ありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

2019年、今年は平成が終わり新たな時代のスタートとなる年となります。

 

 

2020年の東京オリンピックに向けての準備や様々な整備は、世の中の動きと共にあわただしくなってきているように感じます。

 

 

また、消費税増税が10月からという事で、建築業界においても少なからず意識していく事となるはずです。

 

 

今年もまた、様々な方々の力をお借りしながら「福祉」や「介護」の施設整備の提案を続けていきたいと思っています。

 

 

昨今、福祉の世界は変わりつつあると実感しています。

それは、若手の理事長や先進的な取り組みをする若い経営者が増えてきていると感じているからです。

 

 

本当に頼もしい傾向だと思います。

地域に開いた高齢者施設や高齢者や障がい者の目線での施設整備やソフト面の改革など、新しい取り組みを進めようとする力があふれているように感じます。

 

 

高齢者施設や障がい者施設は生活の場です。

新しい取り組みというよりも当たり前の生活が保障される事が本質的な答えだと私は思います。

 

 

それは、健常者や若者でも同じ事で、住みたいと思う建築や落ち着く空間というのは共通な認識であり、どうしても施設整備や介護サービスという領域となると、既成概念が働いてしまう事があるのが事実です。

 

 

そこを脱皮し、いかにして普通の生活が提供できる空間やサービスが実現できるかという事です。

 

 

 

 

久しぶりに元日に寒川神社に初詣をしてまいりました。

本当に多くの人たちが集まっており、数名の知り合いとも顔を合わせる事となりました。

 

 

道行く方々がお互いに挨拶をかわし、お参りをする姿は、当たり前の事なのですが、日本人の文化の一部として、とても重要な事であると感じます。

 

 

お正月のそうした光景ですが、人とのつながりを感じ、その大切さを改めて感じる事ができました。

 

 

事務所のスタートは7日(月)となりますが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。




2018年の締めくくり

2018年の福祉施設研究所の活動は、27日をもって終了とさせていただきました。

 

 

年内最後の日は、毎年恒例になっている社屋の大掃除となります。

 

 

この日ばかりは、社員全員が参加して一年間お世話になった社屋に感謝の気持ちをもって掃除をします。

 

 

 

そして、大掃除のあとは、今年の締めくくりとしての納会を行い、今年のそれぞれの活動内容や反省点などを共有します。

 

 

本日は、金曜日ということもあり、それぞれの建設現場は作業が続いています。

 

 

現場の担当者はそれぞれ、最後の現場確認や打合せに動いてくれています。

 

 

 

私も、現在進行中の高齢者施設の現場確認と打合せに伺ってきました。

 

 

今日はとても寒い日となりましたが、職人さんたちは頑張ってくれています。本当に感謝です。

 

 

そういう意味で、今年も本当に多くの人と出会うことができました。

 

 

近年は遠方からの問い合わせも増え、出張に出かける機会も増えてきており、私たちの活動に期待していただく事に本当に嬉しく感じています。

 

 

その反面、責任も大きく感じており、一つ一つの建物に想いを込めて取り組んでいるのが現状です。

 

 

常に反省点もありますが、福祉施設の明るい未来を創っていきたいと思っています。

 

 

福祉施設のイメージを変えたい

利用者のための施設にしたい

地域との隔たりをなくしていきたい

 

 

そんな想いでこれからも創り続けていきたいと思います。

 

 

2018年、係わっていただいた方に本当に感謝いたします。

 

 

 

 

2019年は1月7日よりスタートさせていただきます。

ありがとうございました。




福祉の仕事の素晴らしさ

特別養護老人ホーム等の福祉施設は、建物の整備が出来たとしても、介護職員を集める事が大変だとよく耳にします。

 

 

福祉や介護の仕事のイメージは、「きつい」「汚い」「危険」といった事に加え「給料が安い」「結婚ができない」などの5Kといわれて職業としての人気はとても低いのが現状です。

 

 

「あおいとりの贈り物」という一冊の本があります。

 

 

 

 

社会福祉法人相模福祉村の赤間源太郎理事長が書いた、介護現場のエピソードを紹介する本です。

 

 

 

とても感動の一冊です。福祉の仕事の素晴らしさが詰まったこの本では、相模福祉村で働く介護職員の体験談をありのまま表現し、その人間味あふれる感動のエピソードが描かれています。

 

 

 

「福祉」「介護」といった仕事は確かにきついのかもしれません、でもそういった難しい仕事環境の中に、人間と人間のドラマがあり、本当の福祉の素晴らしい世界があるのだと思います。

 

 

 

相模原は近年、障がい者施設、やまゆり園の殺傷事件という衝撃的な事件で話題になり、「福祉」に対するネガティブな印象があることも確かです。

 

 

だから、相模原で活動する福祉施設の方々の体験談は、心に残るのも事実です。

 

 

 

「福祉」の仕事の実態はまだまだ認知されていない事が多く、間違ったイメージが浸透しているように感じています。また、福祉の仕事の素晴らしさを伝えるこうした本やツールはまだまだ少ないのが現状です。

 

 

もっともっと発信し、福祉の魅力が伝わっていけば、若い人達のあこがれの職業として「福祉」のイメージは変わっていくのではと思います。

 




地域に根差す福祉施設が着手

神奈川県内で設計を進めてきた福祉施設が、無事着工の運びとなりました。

 

 

建物の規模としては小規模ですが、地域と共に歩むことを大前提に、地域の高齢者の方々が集う場所になればと考えています。

 

 

 

 

 

先週、地鎮祭が行われ工事の安全を祈願いたしました。

 

 

 

 

地鎮祭から一週間が経過した本日は、仮囲い、根切工事が完了している状況です。

 

 

そして、1回目の定例会議が、事業者と設計者、施工者の3者で行われました。

 

 

いつも感じる事ですが、建物を立ち上げるにあたって、事業主、設計者、施工者は目的を一つにしたプロジェクトチームだと思っています。もちろんそれぞれ立場は違いますが、それぞれがそれぞれの役割を全力で果たしてこそ良い建物ができるものと思っています。

 

 

地域の高齢者や子ども達、多世代の方々が、気軽に立ち寄ってくれる、そんな場所を想像し、無事に工事がスタートできた事が本当に嬉しいと思うと同時に身が引き締まる想いです。

 

 

約半年間の工事となりますが、事業主の想いを私達なりにアレンジしながら、頑張っていきたいと思います。




マレーシア福祉施設の旅−3

JUGEMテーマ:日記・一般

 

FUKUSHIKENの真栄城です。 マレーシア視察のその3です。

 

今回の視察ではマレーシアの中心であるクアラルンプールと、そこから少し北にあるイポーの2ヵ所の視察でした。

この15年ほどで大きく変わったというクアラルンプールは現在も至る所で再開発や高層ビルの工事や英国統治時代の建築物の修復工事が行われていて勢いを感じます。

 

 

クアラルンプールという名の由来となったゴンパック川とクラン川の合流地点には

1909年に建てられたマスジッド・ジャメという名のモスクがあり、その後ろには近代的な高層ビル群。

 

 

 

近代的なガラス張りの高層ビルなどが林立するの中でもイスラミックな文様のファサードの

独特のビル。大きなビルですが文様が繊細できれいでした。

 

 

 

英国統治時代の建物はうまくリノベーションして使われている事例も多くありました。

アーチの連続窓からの光がきれいです。

 

 

 

有名なペトロナスツインタワー周辺はショッピング街を中心ににぎわっており

奇抜な建物も。

 

 

 

高層マンションやビルも緑化をしている建物をいくつか見ることができました。

11月後半でも日中歩いていれば汗だくになるマレーシアですから、緑化で省エネに

なるのかもしれません。

 

 

 

クアラルンプールでもイポーでも散策しているとモスクがあり、寺院があり、教会があります。

人種同様にそれらが混在・共存していることがわかります。

 

 

 

イポーの駅。

マレー系、中華系、インド系様々な人種。

 

 

 

イポーの駅前や街中ではウェディングの写真を撮影している風景もよく見かけました。

こんなエリアのある駅、素敵ですよね。

 

 

 

イポーで宿泊したホテル。

クアラルンプールの設計事務所が古い建物をリノベーションしているのですが、

これがとてもよかったです。木製の窓は塗装もそのままでスチール枠にガラスを入れ、

新旧がわかりやすく混在していいます。カウンターや床材は古材を使うなど雰囲気もとても良いです。

 

 

 

今回の研修での大きな収穫はマレーシアが多民族国家であり、主にマレー系、中華系、インド系などが共生している事を感じられた事です。日本や障害福祉でよく言われるダイバーシティ(ここでは多様性)な世界とはこのような世界かもしれません。


フラッと入った屋台やカフェでも、電車やバスの乗客も、ビジネス街を歩いている人も、grab taksi(タクシー)の運転手も、

様々な人がいました。

 

少し話が飛びますが最近話題の映画「ボヘミアン・ラプソディ」。

エンドロールの字幕で「フレディは死後ゾロアスター教式で葬られた」との趣旨の言葉が出てきます。

ペルシャの流れを持つインドの出生で家族でイギリスに移住。プロになってからは改名までして成功を求め、

唯一無二のロックスターになりまたした。それでも最後はゾロアスター教式で。


私は彼はやはり最後は自分の家、故郷へ帰ったと解釈しました。

出生やルーツはなかなか捨てきれないので色々な軋轢や自己との葛藤があり、難しいはずです。

クアラルンプールで見た視察先も代表、支援者、利用者にもそれぞれの国の人がいてほぼ単一民族(様々な意見ありますが)の

日本で見られない環境でした。

分け隔てなくどの人種も受け入れて、同じクラスや環境で支援している様子はとても感銘を受けました。

 

自分自身の事も認めて、相手の事も尊重して受け入れる事がベースになっていて、その上で社会でどうやって生きていくか。

そんなことを模索しているのかもしれません。

 

 

昨年のフィンランドへの研修とはまた異なる収穫で、
アジアの福祉をみるつもりでマレーシアに来ましたが、思いがけずダイバーシティな世界を体験したいい研修になりました。

 

 

FUKUSHIKEN 真栄城

 




中国福祉施設視察の旅ー6

中国福祉施設視察の旅もいよいよ最終日となりました。

 

 

今日は、上海の郊外南部に位置する西岸地区に行ってきました。

 

 

元々工場や倉庫が立ち並ぶエリアを古い建物を利用しながらアートの街に再生したエリアです。

 

 

 

 

 

古い倉庫の外観を生かしながら美術館にリノベーションしていたり。

 

 

 

 

 

コンテナを利用して、アトリエや展示スペースを創っていたり。

 

 

既存建物を用途変更して使い続ける。街の雰囲気を残していくという意味ではとても良い事だと感じます。

 

 

 

 

 

 

そして、「龍美術館西岸館」に行ってきました。

 

 

こちらも、工場だった建物を美術館としたものです。

 

 

 

 

 

 

中国の高齢者施設でも、こうした既存建物を利用してリノベーションを行う事はよくあります。古い町並みを残す事は北京においても四合院で学びましたが、やはり街の風景を守るためにも大切な事だと感じました。

 

 

今回の北京、上海での視察において、現在の高齢者施設の状況や運営、実際に利用される方々がどのような状態なのか、少しですが見えてきた感じがします。

 

 

また、古いものをリノベーションする事の意味は、おそらくその場所の歴史を次の世代に伝えていく大切な役割があるのだと感じました。

 

 

中国の高齢者施設は、まだまだ保険制度や施設整備の補助金制度など、これからの部分は多いのですが、間違いなく日本よりも高齢化率は上がる傾向にあり、住空間の追求は求められる方向だと感じます。

 

 

もう少し国の制度が充実してくれば、高齢者の方々が快適に過ごせることができる空間は多くなっていくのではと思います。

 

 

日本の高齢者施設を真似するのではなく、中国の文化やその土地の歴史を大切にしながら独自の新しい施設整備が求められると思います。高齢者の目線で、新しい高齢者施設が増えていく事に期待したいと思います。

 




中国福祉施設視察の旅ー5

上海に来て2日目となりました。

 

 

今日は、弊社「幼児の城」で担当させていただいている幼稚園の現場に伺ってきました。

 

 

 

 

別の用途であった既存建物を改修して幼稚園にするプロジェクトです。

 

 

エントランスホールはとても天井が高く開放的な空間となっています。

 

 

 

 

そしてエントランスの奥に設置されているダイニングルームはデッキテラスの中庭に面していてとても気持ちの良い空間です。

 

 

 

 

図書コーナーは子どものスケール感で、入ってみたくなるようなわくわく感があります。

 

 

現場は現在工事途中で、来年の4月オープンに向けて準備が進んでいました。

 

 

遠く離れたこの場所で、こうして現場が出来上がり、中国の子ども達が楽しそうに遊ぶ光景を想像すると本当に嬉しく感じます。

 

 

そして午後からは、上海の文化に触れるため、様々な建築を見てまわりました。

 

 

(ヒマラヤ中心)

 

 

市内にある大型のショッピングモールとホテルからなる複合施設で、美術館などもあります。

 

 

(保利大劇場)

 

 

上海郊外にある劇場で、この日は大きなイベント(展示会)が行われていました。

 

 

(SOHO)

 

 

紅橋空港に近接したオフィス街にある、テナントビルで、1階には飲食店が並んでいます。

 

 

 

 

そして、上海中心部の夜景

 

 

 

 

こうして街をあるくと、その国や地域の文化が垣間見れます。

 

 

建築設計をする上で、その土地の文化や歴史を知ることは大切な事です。特に海外となると、その国の特徴や考え方など日本とは違った部分は多くあります。

 

 

明日でこの旅も最終日となります。中国の街を少しでも多く見て感じて帰りたいと思います。




中国福祉施設視察の旅ー4

今日は、上海近郊の高齢者施設を見学させていただきました。

 

 

1件目は、上海市内にある「上海西郊協和願養院」は600人定員の大型施設です。

 

 

 

 

建物の周辺は散策路になっており、利用者さんがお散歩したり会話している光景はとても良い雰囲気だと感じました。

 

 

内部は共用部が充実していおり、バーチャルで楽しむゴルフ練習場や映画が見れるシアタールームなども完備されています。

 

 

 

 

そして中国の高齢者施設のほとんどの施設にある麻雀スペースです。

 

 

また、こちらの施設では書道をやっている方が多く、施設のあちこちに作品が展示されていて、この日も多くの高齢者が書道を楽しんでいました。

 

 

(ipadを横に置いて書道)

 

 

 

 

2件目に伺ったのが、こちらも上海市内にある病院と高齢者施設の合築施設で、290床の病床と、100床の高齢者施設という規模。高齢者施設については、日本でいう介護老人保健施設のようなイメージで病院と自宅の中間に位置する施設です。

 

 

病院においてもそれぞれの担当課で医者がおり、外来患者も含め地域医療に貢献している様子です。

 

 

 

 

漢方薬は、患者さんにも人気のようで、専門知識のあるスタッフが活躍しているようです。

 

 

 

 

3件目に伺った施設は、上海郊外に今年オープンしたばかりの施設で、3年前に国が建物を整備し、運営を民間でやっているというタイプです。

 

 

 

 

一部、運営会社側で、考えの違いで内装改修をしたり、一部増築をしたりした部分はあるものの、共用の娯楽についての充実度はすばらしくビリヤードも設置されていました。

 

 

 

 

自身の部屋から隣の建設現場を見ている高齢者。

もしかしたら、若いころ、建設工事にかかわってきた方なのかもしれません。

 

 

 

 

そして、こちらの施設では、お昼ご飯として、利用者と同じメニューのランチをいただく事ができました。

 

 

職員用の食堂としても使っていて、3種類の中から選択できる仕組みとのことでした。

 

 

食へのこだわりが感じ取れ、とてもおいしいランチでした。

 

 

そして最後に伺った施設が、上海市内でも比較的中心部に近い場所にある高齢者施設で、各室にバルコニーが付いていて一見、マンションのように見えます。

 

 

 

 

こちらも大規模な施設で390床、9階建ての建物となっており、別棟に食堂と娯楽スペースが整備されていました。

 

 

今日の見学で、高齢者施設といっても様々なタイプのものを見る事ができました。

 

 

中国では、ほとんどが民間会社の運営で介護が行われており、収入元も利用者さんからの費用になります。

 

 

他施設との競争も激しく、入居費用や、娯楽室の整備、サービスの質など判断基準となるものを明確にしなければいけません。

 

 

選ばれる施設創りには、やはりしっかりとしたコンセプトを持ち、ニーズに合ったサービスの提供ができるかだと、改めて感じる事ができました。




マレーシア福祉施設の旅−2

 

FUKUSHIKENの真栄城です。

 

二つ目の視察先は「Self-Advocacy」を活動のコンセプトにしている【United Voice】。

「Self」は「自分自身」、「Adovocacy」は「主張・擁護」で

「Self-Advocacy」となると自己決定、またはその権利擁護の活動のこととなります。

 

これまで障害者支援の設計に関わってきてきて、良かれと思い丁寧に手厚い支援が行き過ぎると

親や支援者が当事者の意思を聞かずに決めていくことも多いのではと思うこともありました。

なかなか日本の場合、自己決定ということを前面に押し出している場に出会っていなかったため

強く興味を惹かれたのが視察の理由です。

 

クアラルンプールの中心地から少しはなれた住宅街のショップエリアの一角にあります。

道の向かいはすべて戸建ての住宅。

 

 

メインのワークスペース。

青いヒジャブをまとった女性が利用者のリーダーのようでした。

 

2階のアート製作とそのギャラリースペース。

 

 

これまでの活動のパネル。

利用者のスペシャルオリンピックのへの参加があるとその支援も行っているそう。

 

 

日本のさをり織も活動のひとつ。

 

具体的にどのようなことをしているのかヒアリングしたのですがこれが興味深いです。

毎年利用者のチームリーダー、副リーダーを選挙制で決めており、立候補者は支援者からのインタビューに答えたり、

実際に利用者同士で選挙のように投票を通じて選ばれるそう。

負けて泣いてしまう候補者もいるのだとか。

実際に社会の仕組みに対応できるようなトレーニングを心がけているそうです。

 

また、聴衆600人の前でUNITED VOICEとはどういう団体かということを利用者自身がプレゼンテーションすることもあるそうです。日本でもここまでやっている支援は少ないかもしれません。おはなしを聞いたBarbaraさんはなんどもindependent という単語を使っていました。

実際、リーダーらしき人は私達がワークスペースに入った際にすぐに挨拶に来たり、写真を撮る時にメンバーを仕切ったりとテキパキ動いていました。軽度のダウン症の方も電話に出たりと自立度が高いです。

これも自己決定を通しての自分での判断のトレーニングの効果なのだと思います。

もちろん症状によりけりで、そこにいた利用者みんながそのような動きは出来ていません。

 

 

ワークスペースでの活動は日本や他の先に視察したと同じようにクッキー作り、さをり織、ポストカード作りなど。

近隣との関係も聞いてみましたが、開設してから10年だがトラブルはないけどもっとオープンにしてコーヒーやティーを飲みに

来てもらえるような空間が欲しいとのこと。

オープンにしたいという希望は日本でも最近の傾向ですね。

このスペースをどうしたら良いかとアドバイスを求められたので、近隣のショップと同じようにならないよう

United Voiceらしい空間でUnited Voiceらしいコーヒーやティーが提供できたらよいのではないかとお伝えしました。

マレーシアにもIKEAがあるそうなので、改修時には使い方によっては強い味方になりますよと付け加えておきました。

 

 

 

Barbaraさん(左端)と利用者さんと全員で撮影。

United Voiceも先の視察先と同じく多国籍な人種構成です。

利用者のみなさんとてもいい笑顔です。

 

続きます。

 

FUKUSHIKEN 真栄城

 

 

 

 

 




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