地元で暮らせない高齢者の現状

「育ってきた地元で暮らしたい」

現代社会においての永遠のテーマではないでしょうか。

 

 

(沖縄タイムスより)

 

 

本日のインターネットニュースでの記事です。

沖縄の離島で暮らす高齢者が地元を離れてくらさなければいけないという状況が、介護施設や病院の問題から発生しているようです。とても考えさせられる内容です。

 

 

若い人たちであれば、新しい場所での生活は新鮮で刺激があって良いのかもしれませんが、80歳を超え、人生の終盤において行った事もない場所で慣れない生活をおくるという現状を誰が望むでしょうか?

 

 

こうした問題は、はたして介護施設や病院の整備だけの問題なのでしょうか?

 

 

日本の社会では、核家族化が進み田舎で暮らす高齢者の親族は、遠くの都心部に住んでいるという状況の家庭は多いと思います。

 

 

そうした状況においても安心した田舎暮らしができれば高齢者にとっても良い事なのではないでしょうか。

 

 

安心して暮らすには、やはり近隣の皆さんや地域の方々のささえが重要になるという事です。特に都心部においては近隣や地域同士の関係性が薄れ、助け合いの考えが弱いという事です。

 

 

インターネットが普及し、人を頼らずにどんな事でも出来るようになった世の中。どうしても薄れていくのが人間関係なのだと感じてしまいます。

 

 

せめて、高齢者施設や障がい者施設ができる事で何か、そうした地域と個人の関係性を繋げていく取組みができないかと常に考えています。

 

 

地域の方々、多世代が交流する事で顔見知りができ、ネットワークが太くなっていき、困ったときには助け合いの精神が芽生え、それが安心した老後の生活を支えていくのだと思います。

 

 

私達は、建築設計という立場ですが、一つの空間がそんなきっかけをつくったり、人に与える影響は大きいと感じています。一つでも多くの場所が増えていく事、それが高齢者の安心の生活につながると考えています。




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