長崎の障がい者施設

長崎で進行中の障がい者施設の工事が終盤に差し掛かり、現場確認に行ってきました。

 

 

 

 

今回の事業は、既存法人の各事業所の新たな拠点(ステーション)をつくるというもの。

 

 

就労継続支援事業所と児童発達支援事業所に法人本部を併設し、地域と障がい者を繋ぐ地域交流の場を併せ持つ複合施設で、地域の方々が気軽に立ち寄れる場となります。

 

 

 

 

障がい者と聞くと、自分の身近に障がいを持った方がいない場合は、ほとんど馴染みが無く、何かを手助けしたり、話しかけてみたり、席を譲ってみたりという行為は普段の生活のなかでどうしても躊躇してしまうものです。

 

 

これは私達が、障がい者に「慣れていない」という事です。

私達が小学校の頃、特別学級などといった障がい者の子の集まるクラスがあったり、障がい者施設などのように一般の社会とは隔離してしまう考え方が多くあったからだと思っています。

 

 

普段から障がいをお持ちの方との接触がある場合はそんな事にはならないはずです。

 

 

こんな事を解消していくためには、日本の社会制度自体を変える必要があるのですが、少しでも障がい者の事について知ってもらったり実際に交流してもらう事で、その壁は少しづつ消えていくのではと考えています。

 

 

この施設でも、地域の方が気軽に入れる事で、そこにいる障がい者の活動を知ってもらい、そして会話が生れる。

 

 

そんな情景を想像しながら建物の設計、現場監理にあたっています。

 

 

 

 

各事業所や地域交流の場所を繋ぐ中心には2階吹抜けのホールがあり、地元の木材を使っての温かい空間が構成され、人と人が繋がる場所になっていきます。

 

 

「障がい」とは、その人の個性であると捉えれば、人は皆個性があり得意な事も不得意な事も、好きな事も嫌いな事もそれぞれ必ず持っているはずです。

 

 

こうした交流の場所が、いたるところに出来、そうした人間同士の隔たりを少しづつ無くしていく事ができれば、障がい者やその周りの方々にとってどんなに楽しい世界が広がっていく事でしょう。

 

 

4月末の完成に向けてもう少しとなりましたが、完成が楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

始めて、長崎のかき小屋、体験してきました。(笑)




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