障がい者の働き方

今日のNHK Eテレで放送さえれた「バリバラ」のテーマは、「障害者×働く」。

 

 

 

 

今年の4月に障がい者の法定雇用率が引き上げられ、一般企業においても、障がい者の雇用を促進していくという意味で、関心もたかまりつつある障がい者の仕事。

 

 

現在の日本の支援制度では、一般就労が難しい人が、サポートを受けながら働くスキルアップの場として就労継続支援A型、B型という形をとっていますが、そこから一般就労への移行がなかなか進まないのが現状となっているようです。

 

 

就労継続支援A型事業所では、利用者との雇用契約を締結し、最低賃金が保障される事もあり、作業での売り上げを上げていかなければ成り立たなくなり、実際には厳しい経営となっている事が多いのです。

 

 

こうした事業所は、国からの援助として1人、1日5000円の職業訓練の補助が出ているが、売り上げだけでは給料の支払いがまかないきれずに、この補助金を賃金の支払いにあてて運営している事態が発生していると言います。

 

 

利用する障がい者の方々も、最終的には、こうした施設でスキルアップし、一般就労で働く事を目標にしています。

 

 

しかしながら、施設側から見てみると、時間をかけて育ててきた人材が次のステージに進むことで、より運営が厳しくなるという現状もあり、なかなか思うように機能していないのが現状です。

 

 

これって、高齢者施設の現状との同じことが言えると思っています。

特別養護老人ホームにおいても施設でさまざまな取り組みを行い利用者の介護度が回復していくと、報酬が減ったり、施設に入居できなくなるという事が実際の問題です。

 

 

障がい者のスキルアップや高齢者の介護度軽減は、目標とする事であるため、報酬を出すとか、何かのメリットがなければ、そこに向かっていくモチベーションも軽減していくというのは当然の事です。

 

 

報酬の制度を改めていかなければいけないという事を感じるとともに、やはり障がい者の雇用が進んでいかない理由は最終的には「障がい者との分け隔ての問題」が一番大きな壁となっていると感じています。

 

 

教育の根本から変えていかなければ、何も変わっていかないのではと思います。

 

 

今回の放送のテーマ「障害者×働く」、障がい者福祉の永遠のテーマでもあり、最も大切な事です。最終的に、障がい者の方々が生きがいを持って働き自立した生活が送れるように、私達も日々考え、常に提案していきたいと考えています。

 

 

時間はかかるかもしれませんが、少しづつ良くなっている。良くなっていく。と改めて感じました。




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