高齢者施設の建替え

先週、高知と長崎の高齢者施設に打合せに伺ってきました。

 

 

 

どちらも、既存施設の老朽化による建て替えの計画で相談を受けている法人さんです。

 

 

 

昨今、施設の創設というよりは、既存建物の改修や建て替えといった相談が多いと感じています。今年度から始まった第7期高齢者保健福祉計画においても、大型施設の整備は限られており、都心部においても施設整備は制限されていく状況です。

 

 

 

最近、お客様からの相談で多いのが、既存施設の今後をどのようにしていくかというものです。

既存施設の全面改修を行ってイメージを一新したり、予算上の都合から、施設の一部を模様替えしたり、古い施設においてはやはり建て替えという問題が少なくありません。

 

 

高齢者施設の建て替えの難しい問題は、

〕用者が住まいながら工事を行う

既存施設に補助金が投入されているため簡単に行政の許可が出ない。

7て替え事業への施設整備の補助金制度が出ない

づ效呂亮萋世困難

タΠの新たな雇用

 

 

といった事があげられます。

建物が建設後10年くらい経過すると内外装が痛んできたり、空調設備の故障が増えて来たり、20年が経過すると設備機器全般に取り換えしなければいけなかったり、使い勝手が悪くなって来たりします。

 

 

そして30年経過してくると、そうした修繕が毎年のようにかかり、使い勝手の悪い古い施設に毎年のように何千万かの出費をしなければいけないという現状から、建て替えという方向に話は進んでいくのです。

 

 

特別養護老人ホームの場合、古い施設では従来型の施設となっており、建て替えの場合、新型であるユニット型として整備する考えが多く、そうすると職員を増員しないといけないという問題にぶつかります。

 

 

昨今の職員不足は深刻で、各行政でも補助金を投入して施設整備をしたものの、職員が集まらなくて施設の一部は受け入れができないといった問題も多く出てきています。

 

 

全国的にまだまだ待機者は多い特別養護老人ホームですが、職員不足の影響で、全国で定員の3割に近い数の空きベッドがあると言われています。

 

 

簡単に施設の建て替えといってもこうしたさまざまな問題がつきものです。

 

 

しかし、老朽化した建物の安全性は担保されるわけではありません。人を守るのが建物ですから、こうした問題を一つ一つ解決していかなければいけません。

 

 

土地、コスト、人、行政など難しい問題はありますが、どこかで建て替えは行わなければいけません。

 

 

改修や修繕将来的な展望など、それぞれの法人にとってどういう選択肢が良いのか。これまでのノウハウを生かし私たちも提案を行っています。是非、お気軽に相談いただければと思います。




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