災害と福祉施設

9月6日午前3時7分北海道南西部の胆振地方を震源とする地震で、厚真町で震度7を観測するなど、今日までに死者42人に達し、全域が停電するなど、今も余震が続き本当に大変な被害となっております。

 

 

 

 

その数日前の9月4日の台風21号は四国と近畿を縦断しました。風速50m以上を観測するなど25年ぶりに「非常に強い」という状態での上陸となり、関西空港が冠水するなどこちらも大きな被害が出てしまいました。

 

 

 

今現在も、避難生活が続いていたり、停電が続き、一刻も早い復旧を願うばかりです。

 

 

そうした中で高齢者施設や障がい者施設においても被災された施設は多く、特に社会的弱者とよばれる方々が生活する施設では、水や食料の不足、停電の影響は大きいと感じます。

 

 

水が不足すれば、トイレの問題や利用者の清潔を保つための入浴もできず、数日後に自衛隊が設置した仮設浴場にも足を運ぶこともできません。多くの方々が住まう高齢者施設では、施設の職員が対応しているのが現状です。

 

 

停電となれば、エレベーターが利用できず上下移動が困難になったり、夜間に暗い中での介護や、冷蔵庫が使えず利用者の食料の保存ができず食事の提供も難しくなります。

 

 

それ以前に高齢者や障がい者の方々の介護をする職員も被災されているため、本当に厳しい状況が続きます。

 

 

昨今の災害では、全国の福祉施設のネットワークで助け合いの考えもSNS等によって拡大しており、やはり災害においても地域とのつながりやネットワークの大切さを感じています。

 

 

もちろん、各家庭でも施設でも、災害に対する最低限の備えは必要であると思います。

特に福祉施設は、こうした災害時には福祉避難場所として、地域で介護が必要な方々の受け入れ場所としても機能しなければいけません。

 

 

非常電源の確保や一時避難場所の想定、防災備蓄倉庫の確保等、施設整備においてもさまざまな形で災害に対しての備えはできるはずです。

 

 

そして最も大切な事は、助け合うという事です。

震災が起きてからは人によっての助けがどうしても必要となります。こうした時に助けられる、助けてもらえる関係をご近所の方々や地域の方々、または福祉施設どうしのつながりで助け合う事はとても大切だと感じています。

 

 

小さな事からでも良いのです。普段の生活の中で地域とのかかわりは常に意識することで、こうした災害時の助け合いの関係が成り立っていくものと思います。これも災害に対する大きな備えの一つだと改めて感じます。




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