もう福祉施設は創らない

先日、社内で現在設計中の高齢者福祉施設の内装について議論となりました。

 

 

外観デザインでも内観デザインでも、利用者にとって居心地が良いものとはどのような空間でしょうか?

自分たちもそこで生活がしたい、誰もが行ってみたいと思うものを創造したいという想いで提案させていただくようにしています。

 

 

 

街を歩きふと見てみるとなんとなく高齢者施設って建物の外観で解ることが多いと思いませんか?

 

 

「なんだろう、中に何があるんだろう?」そう思ってもらえる施設でありたいと思っています。そうすることで、地域の方々やさまざまな方々が施設に立ち寄り、カフェでお話をしている。そんな光景が理想だと考えています。

 

 

(特別養護老人ホームグランドオーク百寿 OAK Cafe)

 

 

そこには自然に、近所の方が集まり、子ども達のたまり場となる。

入居する高齢者も同じようにカフェで飲食を楽しむことができる。

 

 

利用する様々な方に、居心地が良いと感じてもらえる空間は、そこで働く職員にとってもモチベーションをあげてくれる要因となっているのです。

 

 

(特別養護老人ホームグランドオーク百寿 エントランス)

 

 

私たちは、福祉施設のデザインをする上で常に意識する事。

それは、「福祉施設は創らない」という事です。

 

 

選定する建材やディテール、色彩など、一つ一つが空間の雰囲気を創る要素となります。

なので、デザインの参考は同種の施設にはありません。カフェであれば街中のカフェを参考にしますし、エントランスはホテルのロビーであっても良いと思います。

 

 

 

(PAL ASUNARO ダイニング)

 

 

もちろん、ソフトとハードが同じ考えで機能することが大切で、施設を運営していくうえで大切な事は、利用者の目線で考えるという事だと感じています。

 

 

「もう福祉施設は創らない」

そんな想いで日々空間を検討し、提案し続けていきたいと思います。

 




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