中国福祉施設視察の旅ー1

北京に来ています。

 

 

中国の高齢者施設の現状をみてみたいと思い約1週間の日程で北京と上海を見てまわる予定です。

 

 

 

初日は北京郊外にある高齢者施設「北京太和祥养老项目」という施設を見学させていただきました。入所114床、4700屬離螢離戞璽轡腑鵑鮃圓辰新物です。

 

 

エントランスホール

 

 

既存建物の外観は変えられないため、かなり制限がかかるものですが、最新型の施設として高齢者に人気の施設になっているようです。

 

内部廊下

 

 

多床室内部

 

 

しかしながら中国ではまだ民間会社による設置、運営が基本的で、施設整備の補助金や運営についての補助金もありません。入所者からの入居金だけで収支を成り立たせる必要があるのです。 また、どうしても日本の高齢者施設を視察して同じような雰囲気になっている感じは残念だと感じます。

 

 

外に出られるお庭

 

 

今や高齢者施設の先進国であると言われる日本の高齢者施設も、デザインや機能はまだまだ改善する必要があると感じていますし、国が違うと文化も違うため、求められるものは当然違ってくると思っています。

 

 

 

北京を中心に、中国の伝統的建築様式である「四合院」は中庭を囲んで複数の家族が暮らす特徴的な様式で、この四合院をリノベーションしたホテルに滞在しています。

 

 

 

 

 

こじんまりとした中庭が点在していて各棟を廊下で結ぶ形ですが、光と影の落ち方がとても良い雰囲気を作っています。

 

 

そして、その四合院を現代風にリノベーションしたホテル&カフェです。

 

 

一般の方も利用ができるカフェスペース

 

 

メインの中庭はスケール感がとても良いです

 

 

屋根と2階のテラス

 

 

古くからの街並みを崩さず、内部空間を現在の需要にうまく合わせていく事で居心地の良い空間となっていました。

 

 

建築の創りは、その国で、その都市で、その場所で、違ってくるはずです。その人達の文化や古くから住まわれている住宅を見る事で今後の高齢者施設のヒントになる事もあると感じています。

 

 

逆に既成概念に振り回されるだけでもうまくはいきません。 古き良きものを残し新しい試みを取り込んでいく事に、次の世代の高齢者施設は成り立っていくのだと思います。

 

 

まだ初日ですが、出来る限り多くの高齢者施設や中国の文化に触れていきたいと思っています。




コメント
コメントする








   



selected entries

categories

recent comment

recommend

福祉施設の未来を創る‐絆‐高齢者施設・障がい者施設資料集
福祉施設の未来を創る‐絆‐高齢者施設・障がい者施設資料集 (JUGEMレビュー »)
日比野設計,阿久根佐和子
2014年発売


高齢者福祉施設、障碍者福祉施設特集

recommend

笑顔がいっぱいの園舎づくり(幼児の城 7)
笑顔がいっぱいの園舎づくり(幼児の城 7) (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2016年発売
園舎資料の最新版。
国内外の写真多数掲載。
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

recommend

愛される園舎のつくりかた (幼児の城 6)
愛される園舎のつくりかた (幼児の城 6) (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2013年発売
園舎資料の最新版
国内外の写真多数掲載
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

recommend

世界でたったひとつの園舎づくり 幼児の城〈5〉
世界でたったひとつの園舎づくり 幼児の城〈5〉 (JUGEMレビュー »)
日比野設計
2009年発売
園舎資料の最新版。
国内外の写真多数掲載。
好評発売中
日比野設計+幼児の城著

links

search this site.

others

mobile

qrcode