福祉施設の在り方と課題

「いっしょが、たのしい」(著者 里見喜久夫)

 

一冊の写真集に出会いました。

 

 

 

 

障がい者施設を運営する、とある社会福祉法人の活動の記録です。写真集に登場するのは、障がい者の人やそこで働く職員や地域の人など、ごく普通の人たちです。

 

 

「いっしょが、たのしい」

写真集のタイトルとなっている言葉は、今の日本の障がい者施設の在り方に訴えかけているのです。

 

 

その活動は、ごく普通のものであり、特に特殊な取り組みをしているものではない。

一つ一つの写真も、特別な場所であったり、何かを意図するものではない。

 

 

しかし、そんな日常の何気ない風景には、真剣に取り組む表情、楽しく会話する姿、栽培された野菜、子ども達の笑顔、が写っている。

 

 

そして、その一つ一つの写真は、日本の障がい者福祉の在り方に、まるで訴えかけるように活き活きと語りかけているように感じます。

 

 

健常者と障がい者という表現の境目はそもそも無いように思いますが、健常者と言われる方たちも少なからず生きにくい社会を悩みながら生きている。

 

 

どんな人でも、悩みが無い人はいない。

 

 

障がい者も、健常者も、施設の職員も、管理者も、地域の方たちも、高齢者も、子ども達もみんないっしょが一番たのしいという事です。

 

 

何気ない日常、そこには様々な人がいて、様々な出来事が起こり、コミュニケーションが生まれる、そして時間は常に流れている。

そんな当たり前の事が一番楽しいのです。

 

 

それぞれの地域社会の中で、個人がどのようにかかわりが持てるか、私たちは常に問いかけ、提案し続ける事だと感じています。




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