ぶどう畑とワイナリーを持つ障害者施設

週末の8日(土)〜9日(日)に栃木県足利市にあるワイナリーに行ってきました。

 

 

東北道の足利インターを降り、人里離れた山奥に進んでいくと、足利市内でも人気のレストランとなっているココ・ファーム・カフェがあります。

 

 

 

 

店内に入ってみると、この日もお客さんでいっぱいです。

 

 

 

そして奥に見える山が、なんとぶどう畑になっています。

 

 

ここでは障害者の方々がぶどうづくりをしており、隣接するワイナリーでワインの製造・販売もがおこなわれているのです。

 

 

 

担当者の方に数種類あるワインの説明を聞きながら試飲させていただき、ワイナリーの見学をさせていただきました。

 

 

 

ワイナリーの一角には、山にトンネルを掘って作った自然のワインセラーがあります。

 

 

 

夏場でもひんやりとした内部は自然が作り出す温湿度となっています。

 

 

 

そんなセラー内部には沢山のワイン樽が並べられ、長期熟成しているワインもあるそうです。

 

 

 

 

ぶどうは畑の頂上からの景色は、こころろみ学園の全容を見渡すことができる気持ちの良い場所でした。

 

 

ぶどう畑はとても急斜面となっていて、作業としては苦労する場所ですが、南側斜面で水はけも良く、ぶどうの育つ環境としてはとても良い条件となっています。

 

 

ワインを飲む人の笑顔のために、妥協せずに作り続けている結果が、世の中の人気のワインとなりここで働く障害者の方々にも良いモチベーションとなっているのだと感じました。

 

 

運営するこころみ学園の基本的な考えは

 

1、職員と入園者たちとの差別をしない

2、自然の中の質素な生活を大切にする

3、労働を大切にする

4、地域との協力態勢を強化する

 

 

との事で、障害者も職員も地域の人たちも分け隔てなく入り交じりる事で、この心地の良い空間は生まれているのだと思いました。

 

 

 

今回の視察メンバーは、社会を楽しくする障害者メディア「コトノネ」の読者仲間で、普段から障害者に係るさまざまな仕事をされている方々です。

 

 

宿に戻ってからは、見学した感想や自分たちに出来る事、これからの障害者施設など、障害者施設にまつわる様々な議論が飛び交い、夜遅くまで議論となり、とても良い視察旅行となりました。

 

 

こうした人たちがいる限り、日本の障害者施設の未来は、もっともっと良くなると感じるとともに、さらなる発展を見出していくきっかけになるのではと改めて感じました。

 

 

私たちも、障害者施設の建築設計という立場から、障害者や高齢者が安心して過ごせる、楽しめる人生を設計していきたいと考えています。




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