障害者の生きやすい社会と障害者施設

平成28年に相模原市のやまゆり園で発生した障害者殺傷事件、3月16日に横浜地方裁判所は植松被告に死刑判決を言い渡した。

 

 

 

 

当時、大きな衝撃を受けた事件でした。

ようやく死刑という形で判決がでたわけですが、事件についての解決にはなっていないという声が多い。

 

 

なぜ、このような事件が起きたのか。

今後、どのようにこうした事件を防ぐのか。

 

 

確かに何も解決されないまま、容疑者は死刑という形でいなくなり、本質的には未解決のまま事件は風化していくのだろうか。

 

 

先日、ある番組で、れいわ新選組、参議院議員である木村英子さんが、この事件に対して「ああ、起こってしまった」という最初の印象を語った事に驚かされた。自身も障害者として育ってきた経験から、施設での差別や虐待は日常的に起きているという事実を述べられています。

 

 

確かに、障害者の家族が無理心中で自らの子どもを殺してしまったり、虐待をしたりという事は起きているのも事実です。それは施設においても例外ではないという事も、人間社会である以上否定の出来ない事かもしれません。

 

 

障害者を取り巻く環境は、果たしてこれで良いのだろうか?

本当の意味でのバリアフリーというには、程遠いのではと考えさせられます。

 

 

これまでに歩んできた障害者に対する日本の制度は、やはり障害者を分け隔ててしまっているように感じるのです。

 

 

保育園や幼稚園、小学校、中学校と子どもの頃から、身近に障害者がいる環境をつくり、地域を含めたすべての人たちが理解し合える社会になればと思っています。

 

 

障害者施設の設計に携わることも多く、地域に開かれた、皆が共生できる施設とはどういうものなのか。

ハードだけでは解決できない要素は多くありますが、私たちが出来る事も必ずあるはずです。

 

 

障害者も健常者もない皆が笑って過ごせる社会を創っていければと改めて感じました。

 




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