三浦市で進行中の特別養護老人ホーム

三浦市で進行中の特別養護老人ホームの現場に先日伺ってきました。

 

 

 

1階の事務室付近ですが、外壁のパネルが取り付き、鉄骨の耐火被覆が施工されていました。アルミサッシュの取付も進んでいて、建物の形が見えてきました。

 

 

 

 

こちらは、居住空間となるユニット内の共同生活室です。

間仕切壁の中でも、法的に防火区画となる部分の壁については立上ってきていて、居室の出入口の建具枠の取付が行われていました。

 

 

 

 

4階部分の上場ですが、上部の屋根スラブのコンクリート打設が今週末に控えており、そのための準備が進んでいます。

構造躯体のみが立上った状態で、外壁パネルの取付がこれから始まります。

 

 

4階に来るとやはり、景色が良く、三浦の風景を楽しむことができます。

昔から地元に住まわれている高齢者の方々が、そんな三浦の風景を望みながら生活ができる素晴らしい環境です。

 

 

 

 

 

それぞれのユニットの食堂からは海が見えるようになっていて、天気の良い日は房総半島がくっきりと見えます。

 

 

 

海と反対側を見るとこんな田園風景がひろがっていて、三浦の大根やさまざまな野菜が見えます。こちらも天気が良いと、畑の向こうに富士山が綺麗に見えるようになっています。

 

 

特別養護老人ホームの場合、2か年事業が一般的で、ようやく初年度の工事が終わろうとしています。来週は補助金交付前の出来高検査となっていて、検査書類の準備も平行して行われています。

 

 

それぞれの階でやっている作業が段階を追って異なっていてさまざまな工種の職人さんたちが頑張ってくれている事に感謝です。

 




相模原の障がい者施設

今週は相模原で進行中の障がい者施設の現場に打合せや確認で伺ってきました。

 

 

5月末くらいの完成に向けて、内装工事が本格的にスタートしています。

 

 

 

 

内装の壁に使用する石膏ボードが搬入されており、壁用の軽鉄下地の上に張られていきます。

最初は、建築基準法でいう耐火間仕切壁を先行して設置していきます。

 

 

防火区画部分や避難経路との区画など、火災に強い仕様となっており、両面とも2重張りとします。

 

 

 

 

外回りの建具の取付については、一部木製サッシュを残して全て取り付き、ガラスも取り付けられました。

 

 

 

 

ピンク色に見える部分は外壁の裏側に施された断熱材で、外部からの熱の伝達を軽減してくれます。

 

また。上部の梁や、柱には耐火被覆が吹き付けられ耐火構造の主要構造部となっています。

 

 

内装の仕上げ材料や色彩も決定し、細部の納まりやコンセントやスイッチの位置、空調機やスプリンクラーの天井レイアウトなど細かい内容の打合せが続いていきます。

 

 

 

この時期になると、打合せの時間も多く必要となり、自然と現場に通う時間が増えていきます。

 

 

日に日に変化していく現場は見ていても楽しく、今から完成が楽しみです。

 

 




3.11の記憶と教訓

「3.11」

3月11日という日は一生忘れない日となりました。

 

 

6年前の2011年3月11日午後2時46分

マグニチュード9.0 最大震度7 死者1万5893人 行方不明者2553人 住宅の全半壊40万1885戸

 

 

(NHK特集記事より)

 

 

東日本大震災から今日で6年が経過した事となります。

今日は各地で追悼行事等が開催されさまざまな形で報道もされていました。

 

 

絶対に忘れてはいけない教訓として、その記憶を風化させてはいけない、そんな想いで活躍されている方がいます。

 

 

皆さんは6年前の午後2時46分、どこにいてどんな体験をしたでしょうか?

 

 

私は、ある建物の新築工事の検査で故郷でもある和歌山県新宮市にいました。

日常生活の中で、その時に何をしていてどこにいるのか。

 

 

予期せぬ地震、その時にどこにいてどんな経験をするのかは全くわかりません。

 

 

東日本大震災で被災した方々で、避難生活を続けている人はいまでも12万3000人余り、9万人余りが仮設住宅で生活をしているという現状です。

 

 

復興再建事業も徐々に進んでいますが、さまざまな問題も出ているのが現状です。

6年という時間が経過しても、いまだに元の生活が取り戻せず苦しい生活を続けているのです。

 

 

この東日本大震災では、これまでの震災と異なる被害を受けたのは事実です。

「津波」という災害の意識は、これまでの経験や意識からは想定できない部分であったと思います。

 

 

当日のテレビ報道の映像が、本当に現実的に起きているのかと目を疑うほどの津波の被害に、おそらく日本中の方々が衝撃を受けたと思います。

 

 

津波タワーの設置や津波避難場所の指定など、沿岸地域においてはこの6年のなかで、津波対策を整備してきました。

風化させてはいけない記憶と体験をどのような形で後世に伝えていくかは今後の課題でもあると思います。

 

 

「災害は忘れたころにやってくる」とよく言われます。

全くその通りだと感じますし、その瞬間にどのような対策が取られているのかは、平穏な日々の中で意識を継続していることが大切です。

 

 

特に私たちが設計に関わっています、高齢者や障がい者といった弱者が、どのように避難しどのような安全対策ができるかは施設整備においても常に考えていかなければいけません。

 

 

絶対に忘れてはいけない記憶として、震災について考えさせられる一日となりました。

 




介護系総合情報サイトSUMICALM(スミカム)で紹介されています

先日取材を受けました、介護系総合情報サイトSUMICALM(スミカム)で、福祉施設研究所の福祉施設の設計に対する考え方が紹介されています。

 

 

有料老人ホームの検索サイトですが、介護や福祉といった分野について様々な視点からの情報を掲載しているサイトです。

 

 

今回は「介護×建築」といった視点で紹介していただいていて、全2回にわたって公開される予定です。

 

 

 

 

 

コチラ SUMICALM(スミカム)

 




災害時の福祉避難所は機能するのか

本日の毎日新聞ニュースの記事です。

 

 

 

「福祉避難所」というのは、災害時に高齢者や障がい者の方々が、避難できる施設で、東日本大震災の教訓を生かして2013年に災害対策基本法が改正されて、市町村に指定が義務付けられたものです。

 

 

熊本地震においても高齢者や障がい者がトイレ等の設備面で一般の避難所が利用できず、壊れかけた自宅や車での生活を余儀なくさたとの報道を思い出します。

 

 

今回の調査で、行政側で避難所として指定していても、市民に対して周知徹底ができていない、もしくは必要が無いといった意見があったと聞いて驚きです。

 

 

一般の避難所については、近くの行政機関や学校など広く周知されているのではと感じますが、「福祉避難所」となると確かにどこが指定されているんだろうとなります。

 

 

 

ちなみにこれは、横浜市旭区の「福祉避難所」のマップになります。

区役所のホームページで閲覧することが可能で、原則として、地域ケアプラザや特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障がい者地域活動ホーム等が指定されています。

 

 

確かにこうした施設であれば、障がい者用のトイレや各種設備が充実している事と、それぞれの専門職員がいるという事で安心できる環境です。

 

 

現実的には、入所施設の場合、現に入所されている方がいるため、外部から入れる人数は限られてしまったり、職員が対応できるのかといった問題はあると感じます。

 

 

益々高齢化が進む中で、こうした災害時への対策は考えなければいけません。

地域でも、福祉避難所への高齢者や障がい者の避難訓練があれば、地域も本人たちも意識が高まるのではと感じています。




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